オールドマイセン磁器人形お譲り頂きました

七ツ堂スタッフのコメント

先日お伺いさせていただいた世田谷区玉川のお客様より、オールドマイセンの陶器人形をお売りいただきました。
新型コロナウイルスの感染者数が増えていますが、七ツ堂では感染対策の徹底をしております。
普段の不要不急の外出の自粛をし、お客様のお宅に伺う際は殺菌消毒をしてから上らせていただきますのでご安心ください。
マイセンの歴史は古く、ドイツにてヨーロッパ初の硬質磁器として生み出されました。
当時17世紀のヨーロッパでは中国の磁器や日本の伊万里などの純白で硬質な磁器が貴族や富裕層にもてはやされておりました。
しかし、その製法はわからずに列国の人々は試行錯誤を続けておりましたがその確率には至っておりませんでした。
そのような中で屈指の東洋磁器の収集家であったドイツのドイツのザクセン選帝侯アウグスト強王が、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを監禁して製法の発見を強要しました。
当時の世界ではこのようなことも許されたと考えると怖くなる話です。
そして苦労の末についに1710年、ヨーロッパ初の硬質磁器であるマイセンが誕生したのです。
マイセンのマークは作られた年代によって微細な違いがあります。
また贋物も数多く出回っており、素人目にはなかなか判別が難しいと思います。
七ツ堂では真贋や年代などスペシャリストが鑑定させていただき必ずご納得のいく査定を致します。